濟木 真恵(さいき まえ)のヘッドマークデザインコンセプト

「夏=暑い」という印象の中で、あえて『夏の涼しさ』をコンセプトにしました。

青空と入道雲で夏の空を描き、風を感じさせるために女性の髪と文字をなびかせています。

また、風を受けて回る風車を周囲に散りばめることで、よりいっそう夏の風を感じられるように工夫しました。

浴衣には水の波紋と金魚を取り入れ、水の涼しさを表現しています。

さらに、太陽に照らされる向日葵を組み合わせることで、夏の「暑さ」と「涼しさ」の対比を描きました。

大澤 由奈(おおさわ ゆな)のヘッドマークデザインコンセプト

コンセプトは、「浴衣で上高地(河童橋)を散歩しながら観光地を巡る」ことです。

夏に浴衣を着てお出かけする少女を描きました。三つ編みにしているのは、散歩中のラフな装いを表現するためです。

麦わら帽子で日差しを防ぎ、涼しげな印象を与えるようにしました。

上高地と聞いて思い浮かべたのは河童橋と、そこから望む穂高連峰の風景でした。そのイメージをもとに描いています。

また、夏の花である新村のひまわり畑や、上高地線を走る車両の印象もデザインに取り入れました。

車両のデザインに「白地に5色の虹」という要素があることを知り、虹も作品の中に描き込んでいます。